ペンが持てないイラストレーターはどうやって絵を描くのか

絵日記

イラストレーターの又村です!
僕は筋ジストロフィーという障害があり、手はわずかしか動きません。
ペンを持つことができないので、イラストはパソコンで描いています。
しかしマウスを持つのも難しい・・・。
そんな僕がどうやって絵を描いているのか、簡単に紹介しますね。

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SmartNav 4AT

僕はパソコンで絵を描くときに「SmartNav 4AT」という装置を使っています。
頭部やその他部位を使ってカーソル操作ができるハンズフリーマウスです。
この装置は赤外線カメラのようなもので、USB接続で画面の上に設置して使います。
付属の反射シールを顔などに貼り付けると、その動きをカメラが読み取ってカーソルが動くわけです。
僕はメガネにシールを貼りました。
ちなみにクリックは、指先にある軽いスイッチで行っています。

手を使わずにパソコン操作できる「SmartNav 4AT」を使ってみた
こんにちは。イラストレーターの又村です! 今回はハンズフリーでマウスカーソルを動かせる「SmartNav 4AT(スマートナビ 4AT)」を紹介したい思います。 SmartNav 4AT(スマートナビ 4AT)とは 「SmartNav 4A...

マウスカーソルの移動は、健常者と同じくらいのレベルの速さで動かせていると思います。
ネックはキーボードが打てないこと!
文字入力はスクリーンキーボードでポチポチクリックするしかない・・・
(それでもパソコンに不慣れな方よりは速いはず。)

イラストは、Illustratorのブラシツールで描いています。
キーボードが打てないのでショートカットキーが使えません。
ペンツールだと切り替えが不便に感じるので、ブラシツールで描いた方が速い!
下書きはブラシツールでざっくりと構図と形を決めて、
線画は同じくブラシツールで、しっかり描く。
ライブペイントツールで色塗って完成!

以上、ペンが持てないイラストレーターはこうやって絵を描いてます!

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